■ ID
| 1054 |
■ 種類
| 学会発表 |
■ タイトル
| 埼玉県内の道路沿道と一般環境におけるPM2.5濃度と化学組成の比較(2) Comparison of mass concentration and chemical composition of PM2.5 between roadside and ambient in Saitama(2) |
■ 著者
| 米持真一
Shinichi Yonemochi
埼玉県環境科学国際センター 梅沢夏実
Natsumi Umezawa
埼玉県環境科学国際センター 深井順子
Junko Fukai
さいたま市健康科学研究センター 磯部充久
Mitsuhisa Isobe
さいたま市健康科学研究センター 城裕樹
Hiroki Jo
さいたま市健康科学研究センター 松本利恵
Rie Matsumoto
埼玉県環境科学国際センター 関根健司
Kenji Sekine
埼玉県行田浄水場
|
■ 出版元
| (社)大気環境学会 |
■ 出版年
| 2009 |
■ 誌名・巻・号・年
| 第50回大気環境学会年会、平成21年9月18日、p.534 |
■ 抄録・要旨
| MCIサンプラーを用いて、県内6地点(道路沿道3地点、一般環境3地点)でPM2.5の捕集を行った。各成分について、道路沿道と一般環境の濃度の比較を行ったところ、Na+、NO3-、SO42-には大きな差は見られなかった。一方で、OC、ECは道路沿道の方が高い傾向が見られ、依然としてディーゼル車の走行の影響が現れていた。K+、Ca2+、Mg2+、Cl-では、地点間で傾向が異なった。特にK+、Cl-では騎西と鴻巣沿道間で、騎西の方が濃度が高くなる期間が見られた。PM2.5質量濃度では、初冬期に濃度の逆転現象(鴻巣沿道>騎西)が時々見られた。これは、自動車の影響が相対的に小さくなり、都市郊外のバイオマス焼却などの影響と拮抗するレベルになってきていることを示唆していた。
|
■ キーワード
| MCIサンプラー、埼玉県、PM2.5、粗大粒子、道路沿道、一般環境 |
■ リンク先URL
| |